歯医者のウデを見抜ける通い方 むし歯編

こういう病院は危険です〜医療を選ぶ〜 

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6月7月の救急は命がけ



行ってはいけない病院の中には次のような病院もある。

普段は行ってもいいが、ある時期は行かないほうがいいという病院だ。

といってもその病院には自分の意思で行くことがあまりないが、それはいわゆる救急病院である。

病院関係者の中でひそかにささやかれているブラックジョークがある。

それは、6月7月の救急は命がけというものだ。

私はとても信ぴょう性が高いジョークと考えているが、噛み砕くと、6月と7月に一般の救急病院で治療を受けると死に至る確率が高いといったところだ。

その要因は若いレジデント(研修医)にある。

救急病院にはこの時期、医師国家試験に合格したばかりで注射もろくに打てない、メスなどどうやって使えばいいかわからない、そんな研修医が当直勤務しているのだ。

だれもはじめての職場は不安なものである。

血だらけ骨もむき出しの人が次々と運ばれてくる一分一秒を争う救命救急の現場では、経験のないものはあまりに無力だ。

医師の資格などなんの役にも立たない。



医者の臨床研修制度は終戦の翌年1946年にスタートした、いわゆるインターン制度に遡る。

インターン制度では医師国家試験の受験資格を得るために、医学部卒業後1年以上は診療に関する実地訓練が必要であった。

この制度は1968年まで続いたが、同年の医師法改正で廃止されてしまった。

代わりに新たな臨床研修制度がスタートした。

新制度では、大学医学部卒業直後に国家試験が受験できるようになった。

つまり、全く現場を知らない者でも国家試験に合格しさえすれば、医師になれるのである。

医師免許取得後は2年以上の臨床研修を行うように努めることとされ、強制的な臨床研修はなくなってしまったのだ。

この制度はつい最近、2994年に臨床研修制度が必修と改められるまで続いた。

いわば、臨床研修は努力目標でいいですよという制度が36年も続いたのである。

厚生労働省のホームページをみれば、そのあたりの系いいが淡々と記されているが、片腹痛い内容である。

医者の新人育成は長年、このような悲惨なシステムのなかで行われてきた。

産めよ増やせよではないが、旧厚生省が高度成長の波に便乗して、とにかく医者の頭数を揃えることが、この国の医療制度を支えることにつながると考えてきたのだ。

その結果が現在の医師約30満員、だぶつき時代の到来である。

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