歯医者のウデを見抜ける通い方 むし歯編

こういう病院は危険です〜医療を選ぶ〜 

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名医がつくられるしくみ



ところで、名医について少し触れておきたい。

私たちが名医の存在を知るのは、クチコミによるか、マスメディアによるのかのどちらかだろう。

問題は、マスメディアで名医がつくり上げられる仕組みである。

週刊誌などでは度々「名医百選」のような記事が掲載されるが、そのような記事では何を基準に名医を選んでいるのか曖昧な場合が多い。

ときには、その記事を書いたライターが知っている大学教授なら、だれでも名医としてピックアップしているケースも実際あった。

大学教授はその教室と医局の中で絶対的権力を持っているのはご存知の通りである。

教室の人事権や財政を掌握しているのに加え、系列病院の医者の人事権、地域医療の医者の配置など、その権限たるや絶大である。

だから、大学教授になるくらいの医者だから、さぞかし名医だろうと思っても無理からぬことである。

ところが、現実にはそんな簡単な話ではない。



ある大学教授も名医として度々雑誌で紹介されているが、実は彼は外科医であるにも関わらず手術をしたことがない。

メスを持たない代わりに20数年間論文ばかり書いていた。

実験動物で実験を繰り返し、論文を書きまくった。

盲腸と痔の手術で十数例はやったとはいっていたが、もちろんそれぐらいで外科医として名医の証明にはならない。

それにも関わらず、その外科の評判はよかった。

手術は、みな講師がやっているという。

あるいは、たとえ外科医として評判のいい教授がいたとしても、内部でささやかれている評価は、あの教授は治せる患者しか手術しないから成功率が高いのは当然といったものもある。

もちろん、最高峰レベルにある教授も何人もおられる。

しかしながら、患者側からみた名医、すなわち腕のいい先生は、教授とかの肩書きには無関係に存在しているのが実際である。

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